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開会式(2022年4月23日(土)10:00-11:30)

開会挨拶 森喜朗 第4回APWS合同実行委員会委員長/アジア・太平洋水フォーラム会長
おことば 天皇陛下   
ご挨拶 岸田文雄 内閣総理大臣
ご挨拶 アントニオ・グテーレス 国連事務総長
開催都市挨拶 大西一史 熊本市長
APWFからの報告 マーク・パスコ― APWF 執行審議会議長 
サミット開始宣言 ユースによるサミット開始宣言
記念講演 天皇陛下

 第4回APWSの開会式では、APWFの会長兼第4回APWSの議長である森喜朗元首相が開会挨拶を述べ、国や地域の繁栄の礎は、水で、水の恵沢と脅威をともに受け止め、分かち合う、人間の叡智が求められていること、そして、環境、経済、社会的なつながりの中で、人間の安全保障を実現するには、水問題の解決が不可欠であることを述べた。

 天皇陛下からは、今回のサミットにおいて、各国首脳が多様な水問題を解決するための構想や思考を共有し、更には、国際機関、政府機関、NGO、各分野の専門家など様々な人々が集い議論し、叡智を結集して具体的な解決策を探り、アジア太平洋地域、更には世界の水問題の解決、そして、水を通じた全世界の人々の幸福と世界の平和に向けた大きな一歩となることへの願いなどについて、お言葉を賜った。

 岸田文雄首相は、開会挨拶で、「水を治めるものは国を治める。水を治めることは地球規模の社会課題を解決することに大きく貢献する。」ことを述べ、強靭で包摂的、持続可能な開発を促進するために、政治リーダーが水問題を牽引する責務、行動を加速させていく使命があることを強調した。また、アントニオ・グテーレス国連事務総長は、第4回APWSに対してビデオメッセージを寄せ、世界は持続可能な開発目標(SDGs)の達成には程遠く、水資源管理を改善し、強靭性を高め、行動を加速させるためのより良い協力を促進していくための資金動員を優先させなければならないことに言及した。

 第4回APWS主催者を代表し、APWFからは、マーク・パスコ―新議長が、「APWFからの報告」として、APWFの概要、これまでのAPWSの成果、第4回APWS及びその成果の発信に対する意気込みを述べた。熊本市の大西市長は、熊本市の地下水保全の取り組みを共有し、その活動は国連”生命の水(Water for Life)”最優秀賞を受賞するなど、世界的にも高い評価を頂いていることについて共有した。また、第4回APWSの共催を通じて、2016年4月に発生した熊本地震から復興した力強い姿と国内外の皆様からの支援に対する感謝のメッセージを伝えたいと発信した。 

 そして、サミットの主催地を代表し、熊本北高校の生徒2人がサミット開始を英語で宣言した。生徒は、大人になった自らに、そして将来出会うであろうすべての人に水を守ることの重要性を心から語りたいと思っている。アジア太平洋地域のリーダーの皆様、是非私たちを導いてほしいと発信した。

 開会式では、天皇陛下からは「人の心と水~信仰の中の水に触れる~」と題した記念講演も賜った。記念講演の内容は宮内庁のホームページにも掲載されている。

 

 宮内庁ウェブページリンク

 

 

岸田文雄 内閣総理大臣 ご挨拶

森喜朗第4回APWS合同実行委員会委員長
による開会宣言

 

 

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